「県北」「県央」「県南」の3つのエリアに分かれている秋田県。しかしそのエリアの分け方が明らかに不自然であるとして、改善を求める秋田県民およそ100万人が秋田県庁前でデモ活動を行い、「秋田県を正しくエリア分けしてほしい」とビラを配りながら訴えかけた。
にかほ市に住む男性（53歳）は「にかほ市は秋田県の南端にあるにも関わらず、なぜ『県央』と呼ばれるのか？ここより南側には山形県しかないのに！」と、拡声器を片手に不満を訴えた。
また、仙北市に住む女性（46歳）は「仙北市はどう見ても秋田県の真ん中なのに、どうして『県南』と呼ぶのか。明確な説明を求めたい」と話し、知事に対して公開質問状を提出する用意があることを明らかにした。一方、鹿角市に住む男性（72歳）は「県北に関しては大体合っていると思う」と話している。