秋田県北東部の国有林を管理する米代東部森林管理署は15日、国の重要無形民俗文化財に指定されている鹿角市の「花輪ばやし」を「林」から「森」に変更することを明らかにした。
花輪ばやしは数百年以上にわたって地元の人々に守られ続けており、その結果「日本三大ばやし」の一つとも言われるほどの大きな林に成長したため、「林」よりも「森」と呼ぶ方がふさわしいと判断したというのが主な理由だという。
森林整備官は「今後も森林育成活動を継続して行い、『花輪森』を超える『花輪ジャングル』にできるように皆で取り組んでいきたい」と話している。