毎年人口減少が続いている秋田県。秋田県中央部に位置する五城目町も例外ではなく、ここ30年の人口推移を見てみると、5年で900人ずつのペースで人口が減り続けている。
「市」としての条件を満たすのは「原則として人口5万人以上」と定められているが、現在五城目町の総人口は9400人ほどしかいない。この現状を前にした町長は「『五城目の朝市』を『五城目の朝町』にせざるを得ない」という決断をした。
町民たちは「さらに人口減少が続けば『五城目の朝村』になってしまう」と危惧しているが、「逆に人口をどんどん増やして『五城目の朝市』を越えた『五城目の朝政令指定都市』にしたい」と意欲を燃やしている若者もおり、今後の取り組みに注目が集まっている。