| 韓国の車は左ハンドルです。空港からホテル迄はバスでの移動なのですが、コレが何
 故か落ち着かない。別に自分が運転しているワケでも無いのですが。片側5車線位ある
 道路のせいなのかとか、単純に運転手の問題なのかとか、二日酔い並の頭痛に悩まさ
 れているせいなのかどうか、その辺は判然としません。
  バスの窓から外を見てみるとですね、走っている車はホボ日産とかトヨタとかの、普段見慣れた車ばっかりに見えるんですケド、目を凝らして通り過ぎてく車の後方なんかを見
 るとですね、韓国製だと言うコトを無言の内にも雄弁に物語っているエンブレムがキラリと
 光っておりまして、不思議な違和感と言うか、コレがアジアの国民性なのかとか、包み隠
 した言葉で表現するならば、オールライトフリー!と、心の奥底から叫びだしたい衝動が。
  高速道路を降りて市街地へ。ココで先程ワタクシが感じた違和感が、一層色濃いモノとなって再び襲ってきまして、って言うか落ち着かない原因は単純に恐いからだと解って、早
 くバスから降ろしてくれ!と、その時のワタクシの嘘偽りの無い気持ちです。
 
        
          
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 |  例えば交差点なんてですね、信号も見えるワケですが、何故停まっているのか解らないんですよ。逆のコトを言うと、何故
 進んでいるのか解らない。前方にある信号は、明らかに赤が
 光っているんですけれども。
  ヒョットしてコノ国では、赤が進めで青が止まれなのでしょうか。いや、赤でも青でも好き勝手に止まったり進んでいる様に
 すら感じます。
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            | 恐ろしいソウルの車事情 |   1つダケ解ったのがですね、右折にはどうやら信号がないらしいってコトです。まぁツマリ日本で言う左折ですが、コレは交錯する道路の状況を見て各自が判断している様です。
 って言うか、ワタクシが解らなかったダケで、独自のルールがあるのかもしれませんが。
  ソウルの車はクラクション鳴らしまくりです。日本だと、急に割り込んで来たとか、信号が青になったのにナカナカ発進しないとか、そう言うイレギュラーな車に対して喚起を促す意
 味で使われるコトが多い様な気がしておりまして、少なからず怒気を孕んだりしているモノ
 なのでして、ワタクシなど月に1度も鳴らすだろうか?ってな位なのですが、ソウルの車は
 何をするにもクラクションを鳴らします。
  もしかしたらクラクションを鳴らさなきゃ走れない設計なのかとか、教習所でとにかくクラクションを鳴らせ!って教えられているのか。ガイドの花子さんが言うにはですね、『日本
 では歩行者優先ですが、韓国では車優先です。事故は撥ねられる人が悪い。』等と、例
 えば車の運転中にイライラしている時ならワタクシもそんなコトをタマに考えないコトも無い
 のですが、その様な通常の心理状態じゃない時の気分を地で行くコリアンロードウェー。
  もしですよ、そんなコトは無いと思いますが、今戦争したら絶対負けるなと、ワタクシ確信致しました。と同時にですね、ソウルではきっと一生運転出来ないと、心に深く刻み込んだ
 のでした
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