太陽に月が重なることによって起こる「金環日食」が5月21日(平成24年)に九州南部から本州の関東付近にかけての広い地域で観測された。
秋田県では「部分日食」が観測されたものの、その直後、日食を観察していた人たちがクロワッサンを求めてパン屋に走り、店の前に長い行列を作る様子が県内各地で見受けられた。
この現象を目の当たりにした「部分日食形状専門研究所」の所長(54歳)は、「部分日食の形は、クロワッサンの形によく似ている。日食を見て無意識のうちにクロワッサンを連想することによって、何らかのサブリミナル効果が生まれたのではないか」と推測。
また「金環日食を観測した地域ではドーナツやフラフープが飛ぶように売れている」とも語り、日食が思いもよらない形で各地に経済効果をもたらしたことを明らかにした。