北秋田市阿仁の菓子店で「バター餅」と偽って「マーガリン餅」を販売したとして、北秋田警察署は不正競争防止法違反の疑いで店主を逮捕した。
調べによると店主は、北秋田市の特産品である「バター餅」がテレビや雑誌などで紹介され品薄になったことから、バターによく似ている「マーガリン」を使って餅を製作し、パッケージに「バター餅」と書かれた紙を貼って店頭で販売していたという。店主は容疑を大筋で認めている。
この店主が「バター飴」と偽って「マーガリン飴」を販売していた可能性もあると見て、警察では引き続き余罪がないか調べを進めることにしている。