秋田県全域に大雨・雷注意報が出され、各地で落雷の被害が発生した11日未明、秋田市河辺に住む男性(52歳)から「へそ公園がなくなっている」と警察に110番通報があった。
へそ公園にあった看板やオブジェ、遊具、バーベキューハウスなどの設備が短時間のうちに全て跡形もなく消えていることから、秋田東警察署は犯人が「雷」であり、落雷の際にへそ公園を持ち去った可能性が高いとみて調べている。
へそ公園を管理していた秋田市役所の職員は「雷が鳴ると雷様がへそを取りに来るという言い伝えは昔から聞いていたが、秋田県の中心に位置する『へそ公園』を取られるのは想定外だった。今後は雷注意報が出たら公園全体にカバーをかけるなどし、再発防止に努めたい」と話している。