「朝の味」だと思って購入したら「焦がしにんにく醤油味」だったとして、秋田県民が美郷町の納豆製造販売業を相手に集団訴訟を起こしていることが明らかになった。
調べによると、納豆製造販売業者は長年テレビCMなどを通じて「おはようは朝の味」などと県内に広くPR。これを見た県民たちが「朝の味」を楽しめると期待して納豆を購入したところ、実際は「朝の味」ではなく、食欲をそそる「焦がしにんにく醤油味」だったという。
美郷町に住む山田さん(29歳)は「にんにく好きにとっては垂涎の一品だし、ご飯にとてもよく合う」としながらも、「どこからどう見ても『焦がしにんにく醤油味』であって『朝の味』ではない」と証言。業者は既に店頭だけでなく通販サイトでも商品の販売を開始しており、このままでは被害が全国に広まってしまう恐れがあるとして、 山田さんたちは今回の訴訟を決意したという。
この件に対し業者側は「焦がしにんにく醤油味は今年3月の新商品。ガツンと濃厚な味わいをお楽しみください。最初は温かいご飯に乗せて。それからいろんなものと試してみてください」などと話している。