カーナビゲーション・システム(カーナビ)の音声認識機能が、ついに秋田弁に対応することになった。今までのカーナビは標準語しか認識しないため、秋田弁でマイクに向かって話しかけても全く動かないという重大な問題があったが、これでようやく秋田県民もカーナビの音声入力が使用可能になるという。
秋田弁音声認識機能は「県北訛り」「県央訛り」「県南訛り」の全てに対応し、「新国道」や「旧国道」「ゴジャス」「ザキジャス」などの、県民独自の呼称にも対応。音声案内では「あれだすな。あっこねの裏のけんど曲がった方が早ェすな」など、秋田弁でルート案内をしてくれるため、親しみや温かみを感じながら運転をすることができる。
農作業用の田植え機やトラクターなどによる道路渋滞の発生をリアルタイムで知ることができる渋滞情報システムも搭載しており、これによって秋田県民のドライブは、今よりももっと快適なものになりそうだ。