梅雨入り後もほとんど雨が降らず、県内の36観測地点のうち15地点で、6月の降水量が観測史上最少を記録した秋田県。しかし7月に入ると一転して大雨が続き、各地で河川の水位が急上昇。避難勧告が相次いで出され、道路や田畑の冠水、列車の運休などの様々な被害が発生した。
この状況を危惧した秋田県は、県内の降雨を司る雨の神様に急遽「バランスボール」を贈呈することを決定。県民から「最近の雨の降り方はバランスがおかしい」という指摘が相次いでいることを受け、対応策を協議した結果、「バランス感覚を養うには、バランスボールが一番だ」との結論に達したという。
贈呈式でバランスボールを受け取った神様は「これでバランス感覚を鍛えて、今後はちょうど良いバランスで雨を降らせるように頑張りたい」と答えた。