男鹿市船越と潟上市天王の畑で、太陽光発電パネルの収穫作業が始まった。国道101号線沿いに広がるパネル畑では、今年4月に畑に植えつけたパネルが大きく成長。好天に恵まれたこの日、生産農家は朝から家族総出でパネルを丁寧に選別・収穫し、箱詰めする作業に追われていた。
パネル農家の沢木さんは「今年は日照りや豪雨などの悪天候が続いたので、パネルの成長に影響が出るのではないかと心配したが、何とか無事に収穫期を迎えることができた」と、ほっとした表情を見せた。予定では9,000枚余りのパネルを収穫し、県内向けに出荷できる見通しだという。
また、秋田市新屋や三種町、にかほ市などの地域では、風力発電の風車の収穫作業が最盛期を迎えている。風車農家の釜谷さんは「今年の風車は茎が太くてしっかりしている。羽の形や大きさも申し分なく、なかなか良い出来栄えだ。おひたしや天ぷらなどで、新鮮な旬の味を楽しんでもらえたらうれしい」と、笑顔で話している。