秋田弁によるもてなしを行う「秋田ババカフェ」が秋田市にオープンして話題となっている。
店で働いているのは、秋田生まれ・秋田育ちの、50代から90代の女性たち。客が店を訪れると「あいーよぐ来たごどー。とぎがったべー?まずこっちゃ来てねまれはぁ」などと秋田弁で迎え入れ、お茶やもろこし、いぶりがっこなどをふるまって温かくもてなすという。
別料金で食べることができる「秋田おばこ定食」は、客から「取り立てて美味しいわけではないが、どこか懐かしい味がする」と それなりに好評のようだ。
客の要望に応じて、訪れた時は「ふん、こくた田舎さ来たってなんも無ぇべさ」と、つっけんどんに悪態をつきながらも、帰るときにはたくさんのお土産を手渡しながら「また来てけれな」と目に涙を浮かべて見送ってくれる、ツンデレバージョンも対応可能だという。
お店の経営者は「メイドカフェは秋田に定着しなかったが、このカフェなら定着するのではないか」と期待を込めて話している。