「秋田犬」の発祥の地である秋田県で、新たに「秋田猫」が制定されることとなった。
秋田県知事は会見の中で「今まで秋田において、犬は『秋田犬』が、うさぎは『中仙うさぎ』がおり、『犬っこまつり』『ジャンボうさぎフェスティバル』というイベントも毎年開催されている。しかし猫だけ何一つないのは非常に不平等な状態である」と述べ、「公平性を期すため、今回新たに『秋田猫』を制定することにした。いずれは『猫っこまつり』などのイベントも開催したい」と表明した。
「秋田猫」の定義は「秋田生まれ」「秋田育ち」「秋田らしい気質」の全てを満たす猫と定められ、この条件に当てはまれば、年齢・品種を問わず「秋田猫」として認定する方針だ。
この発表を受け、秋田県庁には「『秋田らしい気質』とは具体的にはどういうことか」「秋田県と青森県の県境で生まれた場合にはハーフになるのか」などの問い合わせが相次いでおり、知事は「早急に『秋田猫実行委員会』を発足し、詳細を検討したい」との見解を示した。